スパイVSスパイ

早くも読み終わりました。
ジョーカー・ゲーム」、いや最高!!
やっぱりランキングはダテじゃあないよ。
「告白」と同じく、あまりのおもしろさに辞められずに一気に読んじゃったよw
本屋大賞、1位と3位がこれなら2位の「のぼうの城」も期待出来るなぁ、絶対読もう。



このジョーカー・ゲームは古き良き時代のスパイもの。
スパイっていっても主役は日本人。伝説のスパイ、結城中佐が軍の猛反発の中、大戦中作り上げた極秘の存在スパイ養成学校、その名も「D機関」w
このD機関に集められた常人離れした天才たち、でも優秀ゆえに人間的には問題があるエリート集団w
1つの話が大体50ページで完結する5本立ての短編集だから、途中でだれる長編と違って一気に読めます。
だから内容もそのD機関のエリートスパイが主役の王道スパイものから、一軍人が主役で陰で暗躍するD機関のスパイとかかわってくるっていう別の視点の話もあり、5本とも興味深く楽しめます。
この作品も「告白」と同じく強くおすすめできます。機会があればぜひ読んでみてください。


てか、こんな良作の作品に続けて出会えるとはやっぱりランキングっていうのも重要だなぁ〜。
世にはくそみたいなランキングも多いんだけどww
これで少なくとも本屋大賞は毎年注目する価値があると解ったから、今後も欠かさずチェックしたいです。
でも今年始めて注目したから、去年までのランキングはまったく知らないんですよね〜w
これなら今から前の結果を調べてでも、上位の作品は見る価値はあるんだろうな〜。
とり、今年の10位までの作品全部見たいし、新刊で見たい作品も多いのに、また読まないといけない作品が増えそうだw