3.11

今日は一日家にいましたが、ずっと震災特番を見てしまいました。
あの東日本大震災からもう1年なんですよね。
あの時は無職だったから、ほぼリアルタイムでずっとテレビを見ていて愕然としていたものですが。
ほどんど一日中、なんとなく消せずにテレビを点けて見てしまうし、朝起きたらまずテレビを点けてしまう。
そして、テレビを見ながらずっとネットという廃人生活をしていたせいで、被害なんてない恵まれた九州にいるのに、かなり神経をやられてしまったものです。
何かしたくてたまらないといういたたまれない、落ち着かない気持ちになって気持ちが休まらないような。
当時が今のように仕事で忙しかったりしたら、全然違っていたと今なら思います。
ちょうど、何もしていない不甲斐ない日々を過ごしているという罪悪感がピークに達していた頃だったからあれだけ追い詰められたんでしょうね。
そう考えたら、やっぱり仕事って自分だけの為にやるものではないと思う。
自分だったらいくら一生働かなくてもよいくらいお金があったとしても、仕事しなかったら間違い無く神経病むと無職期間でよく分かりましたね(苦笑)
臭いと言われても、やはり世のため人のために何かしているという自負がないと人って生きられないと思う。
その点、今は多くの子ども達の為に働いているという自負があるから、果てしなく高いテンションで、少々キツくても毎日楽しく働けています。


だから、その視点で考えてしまうのですが。
今日も、特番で荒川静香さん始めフィギュア選手達が東北の子ども達の為にフィギュア演技をしたり、震災以降練習が出来なくなった子ども達の為に力付けている放送がありました。
羨ましいなぁと思ってしまう。
未曾有の震災に対して、あれ以来多くの有名人が被災者方の為にと色んな形で手を尽くしておられますが、自分にも力があればああいうことが出来るのにと、変な方向で落ちこんでしまう。
もちろん、そんな大きく考えなくとも、自分が出来る範囲で何か小さなことでもやればいいんです。大多数の人はこちらの側だし、何もしなければ何も変わらないから。
というのはよく分かってはいるのですが。こういうこと考える時点で自意識過剰というか、不遜かもしれないけど。


やはり自分にとってのモチベーションは子どものようで、被災した子ども達の放送はよくありますが、それを見ているともう駄目ですね。見ていられない。でも、目を背けたく無いので必ず全部見ます。
録画してよく見ているのは、NHKでたまにある『21人の輪』ですが、あれも、胸が痛すぎます。クラスメイトが一人亡くなっている学級での話ですが、やはり両親や兄弟が亡くなっている子達も出てきます。
見ていて涙が止まらない。己の無力感と何かしてあげたいという気持ちが。
それは、今自分が教育産業で働いているからこそということもあるのでしょうね。日々、子ども達に接しているし。
やはり年端もいかない子ども達が、自分の責任でないことで苦労していると、出来ることなら何でもしてあげたくなってしまう。



衛宮切嗣じゃあないんだからって言われそうですよね(苦笑)
とすると、やはり自分の理想は「正義のヒーロー」なんだろうか(苦笑)
だからか、『Fate/Zero』はすごく感情移入して見てしまう。


話が全然まとまらないけど。
被災した方々は、もう1年かどころじゃあないと思います。
まだまだ、あの時から時が止まってしまった人も多いだろうし。
これからもまだまだ先が見えないかもしれない。
だから、もちろん自分を含め被害がなかった幸運と言える人達は、これからも何か出来ることがあれば少しでも力になれることがあれば動いていきたいものですよね。
たいした事やってないというか、この1年は自分の事で精一杯すぎましたが(苦笑)
これからは子ども達の為に何かしたい・・・



改めて、東日本大震災におきまして、被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々と、ご遺族の皆様には、深くお悔やみ申し上げます。
一日も早く地域が復旧・復興されることを、お祈り致しております。




でも、自分の立場からはとても頑張ろうとか頑張れとは言えません・・・