新たなる対話

ここ数日で、話題のDVDを見漁っておりますw
いやいや、劇場版とは言ってもやはりかなりの差があるもので、それをまさに実感した年末です。
ということで、まず最初に見たのは『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』です!


劇場で見かけた人からはあまり面白く無い、微妙だったということでハードルがかなり下がっていましたw
でも・・・まさかその低いハードルをさらにくぐり地面にめり込むほどとは想像していなかった(苦笑)
何、この駄作というより糞作・・・・・・


いや、確かに作画は良いし、迫力はあるし、新ガンダムは格好良いし、クオリティはかなり高い!!
でも、それを内容がすべて台無しにしているというかwこれを良くオッケーしたなぁというか、富野さんがこれを見てよくぞ許したよなぁとかww


ガンダムの魅力というと、善悪など無い。2勢力、または3、4、5と勢力はあっても、それぞれに正統な理屈があり、それぞれに正義がある。単純な勧善懲悪ものでなく、まさに国家間の戦争をリアルに現した作品です。
でもそこで戦う人間は自分の信じるものの為に戦うが、あくまでも1個人の人間。敵方の人間であっても惹かれることもあれば戦いたくない、わかり合えることもある。
それは一番最初のファーストですでに、アムロランバ・ラル、ハモン・ラルのところで表現していますよね?
以来、それが伝統としてガンダムと言えば人間ドラマとして続くわけです。
だから、よくマニアからはガンダムではないと言われるGガンダムw確かにガンダムスーパーロボットのように派手に必殺技を出して殴り合ってもwあの作品でも熱い、そして泣ける人間ドラマが濃く描かれているから、僕は立派にガンダム作品として成立していると思います。てか、Gガンがすべてのガンダムシリーズの中でも一番好きだったりw


でも、この00劇場版は・・・敵となる相手が木星から来た金属とかwww
これはやっちゃあイカんでしょ??それもガンダムで!!!
そんなのはマク○スだけで充分っていうのにwww
その金属とわかり合えるはずだ、対話出来るはずだと、主人公は戦わずに執拗に対話を求めるとか・・・
やっぱりマ○ロスだろwww
もう、なんか反戦映画みたいで気持ち悪いまでありました。監督が自分の思想を無理に押しつけているみたいな。
人と人は、いや相手が人でなくとも必ず対話をすればわかり合えると!!
なんか白々しい理想論というか・・・
ぶっちゃければ、同じ人種ですら完全にわかり合えるとか不可能と自分は思う派ですからねwそれこそ勘違いでないと。
これならまだ対話がどうとかわかり合えるとか抜きで『俺の歌を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』とか無理矢理攻める方がマシだw


しかも、敵がそういう金属の固まりのせいで、また物凄い物流で攻めてくる、しかも極めつけは実弾兵器は取り込まれる、モビルスーツ自体も刺さるとその部分から取り込まれて、パイロットもろとも結晶化する・・・という事柄のせいで肝心の戦闘シーンが面白く無いことw
せっかくの格好良いガンダムモビルスーツがすべて台無しというかw
これならまだ普通の00は面白かったものだとww
まぁ、それでもシールドビットは格好良かったなぁ〜。
これを見た事によって、敵味方魅力あるパイロット達が、魅力ある機体に乗って戦うというのがイカに面白いかということが浮き彫りになったのが皮肉w


まさか、あのガンダムでここまでの駄作を作れるというのはある意味凄いというか(苦笑)
それでなくとも、シード、00と微妙なガンダムシリーズが続いたとうのに、その最終となる作品がこれか(ノ∀`)


まぁ、それだけに元祖の面白さがあるユニコーンシリーズには今後も期待したいところですw
1は見ましたが、久しぶりに面白いガンダムを見た気がしますw