「姑獲鳥の夏」


最近口癖がのにゅ。のにゅ。とヒハフーハヒフーのツキノわぐまです、こんにちわんこ!つい気がつくと口づさんでますwww



サバト少尉が、ホームズ3、4巻と、なんと「姑獲鳥の夏」を早くも焼いてくれました!!
かなり前にここにも書きましたが、これは普通に買うつもりだったんで、かなりありがたいです。あざーす!
お金なかったしw


京極夏彦氏の処女作「姑獲鳥の夏」、今や知る人ぞ知る京極堂シリーズの原点の作品です。
小説はめちゃめちゃ面白くて、めちゃめちゃ長いのでw映像になるというとかなり不安でした。
今まで見ていて、キャラの設定が自分の中で組みあがっていますからね。
こういうお気に入りの作品が、映像化して俳優が演じるとなんかしっくりこないということが今までなんと多いことか。


結論からいうと、まぁまぁでしたwww
思ったよりは悪くなかったけど、ばっちり良かったとは言えないですww


堤 真一さんの京極堂こと中禅寺秋彦、なかなかあの難しいキャラをうまく演じてはいましたが、なんか違うなぁ〜
京極堂はセリフがめちゃめちゃ多いんでしょうがないとは思うんですが、軽くぺちゃぺちゃしゃべりすぎなんですよね〜もうちょっと重厚さがないと。


田中麗奈ちゃんが、中禅寺敦子というのも、幼すぎです。
あっちゃんというと、普段はしっかりしたむしろお姉さん風なんですが、時々少女っぽい子供っぽい所にギャップがあるんです。雅ちゃんみたいな感じですww 

木場修宮迫博之くんというのは、もうキャストが決まった時点でしょうがないんですがwあまりに違和感が・・・
いやいや、宮迫くん自体は芸人とは思えないほど、演技はうまいんですがね。


関口、榎木津は許容範囲でしたがw
まぁ、榎木津も阿部寛さんじゃあカッコいいだけというか。
榎木津は美しい程の美男子なのに、中身が荒唐無稽にめちゃくちゃなのが面白いんですから。


って、文句を言い出したらきりがないですけどw
でも、ラスト“憑物落とし”のために陰陽師の顔を見せ、黒装束で久遠寺医院に降り立った京極堂の姿とか見ていて鳥肌ものでしたが。
こういうのは、映像のほうが雰囲気があって良いですよね。


これをはじめて見るという人だったら十分面白いと思いますので、暇があったらレンタルで借りて見てください。
オススメしますよ〜それで、興味が出たら原作を見るとwww




「この世には、不思議なことなど何もないのだよ、関口君」