感動をありがとう!

こんばんうっひー!!
昨日からちょっと風邪気味の病熊です…orz
なのに、今日は母ちゃんの為に帰ってから外食に。
マジ疲れ果てた・・・


だから、今日は適当更新。
現在、ある本を読んでいますが、そこに面白い内容があったから紹介。
その本は、『考証要集』。

時代劇などの為に、時代考証を細かく書いた本。これ意外と面白いというか為になるというか関心しながら読んでしまう。

例えば、「〜であります」という話し方をする戦前ドラマなどの軍人。
これは元は長州弁だそうで、明治初期の陸軍が長州出身者中心だったから、陸軍に残った語法だそうで、海軍では使わないとのこと。


で、中でも面白かったのは「感動をありがとう・感動をもらった」という言葉。
これは、今でもよくあちこちで使われますよねw
オリンピックやスケート、卓球などスポーツ関係で非常によく使われるというか。
出演している人がよく使っている印象。


これは90年代以降に出て来た言い方だから、それ以前の時代のセリフに使うのは不適切。戦国時代の武将が言ったらおかしいとのことw
そもそも感動は身の内から湧き出るのであって、他人とやりとりするものではない。「元気・勇気をもらった」も同様。軽薄な言葉遣いであるから、紳士淑女は実生活でも用いるべきではない。
林真理子さんによると、これらは広告代理店やマネージメント会社がマニュアル化した、好感度アップのための、心が通っていない空疎な言葉と批判しているとのこと。


自分も、昔ここで書いたかもしれないけどw
読んで見るとなるほどなぁと思った。これからは使わないようにしようと固く心に誓いましたw
言われてみると、確かになぁ〜。


こんな感じのことがいくつもあるから、雑学には最適な読み物ですw
色々ネタで使えそうだしw