比べちゃあ駄目なんだけど
こんばんうっひー!!
今、田舎から帰ってきた帰宅熊です。
今日は祖母孝行をしてきましたw
いつも重なる時は重なってしまうのですがw
またまた、一度に読みたかった本が手に入ってしまい、一気に5冊も!
嬉しいけど、5冊はキツいな。
でも、たまたま手に入ったものは仕方ないとは言え・・・かみ合わせが悪すぎたw
それらは
重松清さんの『十字架』
- 作者: 大島真寿美
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2011/02/08
- メディア: 単行本
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- 作者: 金沢伸明
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/03/28
- メディア: 単行本
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- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/03/08
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そして、先日買った米澤穂信さんの古典部シリーズ『遠まわりする雛』
の5冊。
これを見ただけで、読書好きな人はピンとくると思いますが。
伊坂幸太郎さんというとセンスある言葉回しの天才!!
見事な比喩表現にはいつ読んでも舌を巻きます。
この道の天才というと、西尾維新さんも思い浮かびますが。
個人的には伊坂さんに軍配が上がると思っていますw
そして、相変わらずに見事な伏線の数々と、最後の畳みかける回収。
米澤さんも、同じく言葉回しにはセンスがあります。
さらに、心に沈み込んでくる素晴らしい感動の作品と言うと重松さん。
というか、PKの1章ラストでちょっと涙ぐんだから、そこは伊坂さんも負けじ。
いや、ほんっと比べるのは悪いとは思うのですが。組み合わせが悪かったとしか・・・
これらを読みながら、同時に王様ゲームを読むと・・・
なんでわざわざこれを選ぶかな?というか、こういう比喩使うかな?
イラっとくるというか、冷笑するというか。
素人の方がもっとうまく選べる。てか、素人より出来なさそう。
そして、本人はここは感動シーンとして書いているんだろうけど、まるで言葉に重みがない。
あまりにも薄っぺらすぎて、しらけるのも馬鹿馬鹿しいくらい・・・
決して悪くは無いとは思うんですよwこうは書いても。
読むのが苦しいというのは無くて、やはり先は気になってどんどん読んでいるしw
でも、これを上の他の作品と同列には並べたく無い。まったくの別物。
う〜ん、若者に人気なのはまぁいいことだし、読みたいという子には読ませたい。
でも、個人的にはこれだけを読んで欲しくは無い。
他の素晴らしい作品も読みつつ、読むんならいいけど。
そうもいかないというのは、現場に居れば分かってしまうのがなんとも。
この作品は昔から推している子が2人も主役に抜擢されているから、ほんっと悪くは言いたくないんだけど(苦笑)
やはり本読みとしては、一言言いたくなってしまうw
はっきり言うと、読み終わっても何も残らない作品だからなぁ。