素晴らしい選択

こんばんうっひー!!
わぐまともうします。趣味は読書。
私には人間の生活というものが見当つかないのです。
これは太宰治の小説の一節ですが、私には同年代の妻帯者の生活というものが見当つきませんw
と、また狭すぎるネタをついw


つい最近、小学校の国語の教科書をすべて見る機会がありました。
これって、果たして何年振りやらw
普通見る機会とか無いですからね〜。
でも、「ごんきつね」とか「スイミー」「大造じいさんとガン」「手袋を買いに」とか、まだ載っていて懐かしすぎて驚いた!
自分が小学生の時と変わってないw
いや、さすがに新しいものもあります。
驚いたのは、長谷川義史さんとか載ってました!有名な絵本作家さんですけど、意外性がありすぎてw
そして、驚きつつ感動したのは!!なんと、6年生の教科書に重松清さんの「カレーライス」が載っていた!!
いや、なんという英断!!


重松さんは家族と死生観を書かせたら右に出るものはいない!と僕は思っています。
重たいけど、どの作品を読んでも大抵感動して泣いてしまうw
あの方の作品は人の心を打ちまくる魅力で溢れています。
僕が中高生に一番薦めたい、必ず読んで欲しいという本は重松清さんの「きみの友だち」ですからね。
あれは家族だけでなく、友だちについて書かれた秀作です。
その重松さんの作品が小学校の教科書に載っているとか・・・GJと褒め称えたい!!良い仕事しすぎ!!


いや、教科書の中身というと大人になってからは悪いイメージしかなかっただけに驚きました(苦笑)
特に社会www
今年になってから新しくなった教科書ですが、国語ではすごく読書について勧め、図書館についても各学年教育していて胸熱です。そう、学力には直接関係ないと敬遠されていましたが、実は読書こそ長い目で見たらすごく役に立つのです。
読解力が上がるというのはまず勉強する前の基本的なことだと思いますしね。
しかも、同時に学力だけでなく良い本を読めばそれだけで手軽に心まで豊かになるし。
でも、今の子に本を読ませるというのは至難の技と、どこもそれで苦労している訳なんですが(苦笑)


それだけに、教科書に現役で活躍されている作家さんを使うというのは素晴らしい!!
重松さんはさっそく新刊の「ポニーテール」と「峠うどん物語(上)」は読み上げましたが、どちらも最高すぎてこの方に一生付いていこうと決めたところだけに、この件には余計感動してしまいましたw
ちょうどというか、この2作品もぜひ若者に読んで欲しい素晴らしい作品でした。

ポニーテール

ポニーテール

峠うどん物語(上)

峠うどん物語(上)